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おやすみプンプン読破!

明日から2週間ほど実家のほうに行くのでプンプンが読めなくなる。
それなら今のうちに読んでしまおうと今日イッキ読み。

最後の13巻


単行本の写真を撮っていて思ったんだけどこの単行本の色はもしかしたらその時のプンプンの心の色なのかもしれない。

読破した結論としてはなかなか面白かった。点数をつけるとすれば100点中65点てところ。
前にも書いていたと思うけどスピリッツ連載当時も後半から終わりまでは読んでいた。
でも愛子ちゃんとの逃避行の辺りしか記憶がなく12巻後半から13巻はええええって感じの展開で衝撃を受けた(笑)

 

10巻あたりからの転落っぷりは読み始めると止まらなくなる。
プンプンと愛子ちゃんの暗い出口のない逃避行の話は相変わらず内面描写に納得いかないもののハラハラさせられる。

プンプンが愛子ちゃんとの別れを経て日常生活に戻っていく様はなんとなく映画スタンドバイミーを連想させられました。

結局、このおやすみプンプンというのはプンプンが子供から大人になっていく青春成長ストリートだったんじゃないかと。
最後の13巻は暑さも和らいだ秋の晴れ空のようなさわやかな感じがしました。
鬱漫画の代表みたいに言われてるけどそうかなぁ...

 

なんとなくおやすみプンプンのアフターストーリーを妄想してみた。
気の合う仲間に支えられプンプンはいつもの日常を表面上取り戻す。
でもプンプンは何だかんだで愛子ちゃんを忘れることができず引きずり続ける。
そしてあんなに好きだった愛子ちゃんが記憶のなかで少しづつおぼろげになっていく。
プンプンはそのことに罪悪感を覚え部屋に引きこもるようになる。
そんなプンプンを周囲は気遣い外に連れ出そうとする。
でもプンプンはそんな周りからの気遣いに耐えられずある日姿を消す。
そして工場跡地で人知れず包丁をもう片方の目に突き立てて自殺をする。
どうだろう、ちょっとありきたりかな?

 

このマンガは緻密な伏線が張り巡らせられていてあと2.3回読み返せばいろんな気付きがありそう。
プンプンの心情、登場キャラの心情、ペガサス合奏団の目的もより鮮明に理解できそう。
でも何度もこの全13巻というボリュームを読み返す時間はおじさんにはないかな...(笑)